SATA3+eSATA拡張カードを買った。その2

NGX SATA3/eSATA 増設カードのebay版を買った話のつづき。
買ったのはこのカードです。価格は送料込みで800円位でした。お得!!
http://www.ebay.com/itm/161843938241?_trksid=p2060353.m2749.l2649&ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT

結局、届いた現物はNGX SATA3/eSATA 増設カードと同じものとしか言いようのないカードでした。

このカードはPCI-Express2.0(Gen2) x1 接続で、eSATAが2つ、SATA3.0が2つ、設定でそのうちの2つのポートを使うことができます。詳しくは→NGXのHP。
自分の場合はジャンパピンの設定で1つをeSATA、もう1つをSATA3.0にしたかったのですがNGX SATA3/eSATA 増設カードマニュアルがそのまま使えました

問題点といえば、ASM1061チップのファームウェアバージョンが0951と古め?だったことです。NGX SATA3/eSATA 増設カードも同じファームのようです)

ASM1061ファームウェアのバージョンはPC起動時に表示されるので、スマートフォンで動画を取りながら起動すると簡単に確認できます。

ネットの書き込みではファーム3.70良いとのことなのでアップデートしたいのですが、これが非常に面倒くさい
MS-DOSで起動してBATファイルを実行しないといけないのです。

古めのPCとはいえさすがにフロッピードライブは付いておりません。
そこそこ古いPCなのでUSBメモリからのブートもできません。
ですので、仮想フロッピードライブを作り、起動用フロッピーディスクを作成し、その中にファームウェアをコピーし、フロッピーディスクのイメージファイルをISOに変換し、DVD等の光学メディアにライティングするという方法をとりました。めんどう

手順としてはまず、ファームウェア3.70
http://www.station-drivers.com/index.php?option=com_remository&Itemid=353&func=select&id=22&lang=enここからダウンロードして適当なフォルダに展開

仮想フロッピードライブ作成ツールImDisk Virtual Disk Driver
http://www.ltr-data.se/opencode.html/#ImDisk
“ImDisk Toolkit”の”available for download here.”からダウンロードしインストール。

そしてこのサイトの手順を参考にし
http://dskr.hatenablog.com/entry/2014/05/31/031519
http://ukki.hateblo.jp/entry/2014/07/29/003841
MS-DOSの起動ディスクを作成し、仮想ディスクの中にファームウェア3.70の中身をコピーし、
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/3686/fdtoiso.html
fdtoisoISOファイルに変換しDVD等の光学メディアにライティングする。
(fdtoisoのサイトはブラウザの表示→テキストエンコーディングをEUC-JPにしないと文字が化けます。)

そしてPCの起動時にDELキーを押しBIOS設定画面を表示し、boot(起動)順位を光学ドライブを1stにし、設定を保存しMS-DOSが立ち上がったら、AHCI.BATと入力すれば、ファームウェアのバージョンアップは完了です。

再起動時に、ファームウェアのバージョンが3.70になっているか確認してください。

と、ここまで書きましたが、ファームウェアのバージョンは上げる必要があったのかわかりません。ファーム0.95の時点でSSDのベンチマークテストをするのを忘れてしまいました。その時点で問題ない速度が出ていた可能性もあります。

それはそうとして、SATA2.0との速度比較です。
左がP6T内蔵のSATA2.0、右がASM1061のSATA3.0です。
CDMkingstonev300sata2CDMkingstonV300SATA3

SATA2.0の上限が3Gbps
SATA3.0の上限が6Gbps
PCI Express 2.0 (Gen2)x1の上限が5.0Gbpsなので、限界近くの速度まで出ているのではないでしょうか?SATA2.5くらいの速度??

eSATAもマザーボードのはホットスワップもあまりうまく行かなかったのですが、このカードではすぐ認識し非常に調子がよいです。
ホットスワップにはこのツールを使っています。
http://mt-naka.com/hotswap/index_jpn.htm

前回も書いたHDST-UES1という外付けドライブスタンド、マニュアルにはホットスワップに対応していないと書いてありますが、普通に使えます。値段もお安いし、HDDの重みで差して安定させる方式なので、手軽に取り外しができ非常に便利です。
これも買ってよかった

ただ一つだけ、疑問点が……jMicronのポートが不安定と書きましたが、同じく不安定だったGTX750tiはクリーンインストールで症状が改善しました(以前の投稿)。もしかして、jMicronのポートもクリーンインストール後にドライバを入れれば普通に動作したのかもしれません……。

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